インフルエンザの予防接種で副作用で大人はだるい・しびれ・めまいがある!?
インフルエンザの予防接種を受けて
数時間後から倦怠感が出てきて、
その後ひどくなった。
翌日になっても食欲がなく、
動くのが辛い。
そのような症状は
接種を受けた方の5~10%程度に起こっています。
インフルエンザワクチンについて
通常は2~3日で回復しますので、
接種後にゆっくり休めるように仕事や家事を調整して、
接種を受けるのも工夫の一つです。
あまりにだるくて辛いと、
インフルエンザワクチンを接種したから
インフルエンザにかかったのでは⁈
と心配される方もいますが、
ワクチン接種によって
インフルエンザを発症することはありません。
インフルエンザワクチンは、
インフルエンザウイルスの活性を失わせ、
免疫をつくるのに必要な成分を
取り出して病原性を無くして作ったものだからです。
インフルエンザワクチンに対して
体がまともに反応して起こる症状で、
抗体が作られている証拠だと言えます。
また、
お子さんと一緒に予防接種を受けたのに、
お子さんはなんともなくて、
ご自分だけ倦怠感に悩まされる場合に、
大人と子供では接種量が違い、
多く接種したからではないか?
と心配される方もいますが、
量は関係ありません。
接種量は大人は0.5ml×1回です。
これは以前から変わりません。
6ヶ月から13歳未満については、
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インフルエンザワクチンの摂取量は?
2011/2012年シーズンから
6ヶ月から3歳未満が0.25ml×2回、
3歳以上13歳未満が0.5ml×2回に増量されています。
子供は抵抗力が弱く、
2回に分けて接種することで
初めて免疫を獲得できるための措置です。
大人の接種量は、
3歳以上13歳未満の子供の1回の接種量と同じなのです。
ですから、
多く接種したからだるくなった
というわけではありません。
あくまでワクチンの成分による副作用です。
接種後、
3日間を越えてもだるさが続く場合に、
インフルエンザワクチンを
接種した病院での受診をお勧めします。
他の病気による症状の可能性もあるからです。
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