赤ちゃんは気をつけたいインフルエンザ脳症!予防するには?

各地でインフルエンザによる学級閉鎖が報告されるようになりました。

インフルエンザ予防接種の準備を整えたクリニックも徐々に増えてきました。

インフルエンザの季節ですね。

インフルエンザに子どもや赤ちゃんが罹った時に心配なのが、インフルエンザ脳症。子育て中の方は、1度は耳にしたことがある病名でしょう。

どのような症状が現れるのでしょうか?予防するには、どうしたら良いのでしょうか?

 

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インフルエンザ脳症とは?

baby

インフルエンザ脳症は、インフルエンザに罹った時の最も重い合併症です。

亡くなる確率は約30%。

約15%の子どもにてんかんや発達障害などの後遺症が見られます。

過剰な免疫作用が脳の組織を破壊してしまう自己免疫疾患です。

インフルエンザ脳症は、日本では毎年100~300人の子どもが発病しています。

男女差はありません。

1歳をピークとして、主に6歳以下の乳幼児が発症しやすいという特徴があります。

 

▶︎インフルエンザはマスクで防げる?予防の為に感染経路を知っておこう!

 

インフルエンザ脳症の3大症状

インフルエンザ脳症は、急な高熱の後、48時間以内に神経症状が現れます。

発熱から神経症状が現れるまでの期間が短いのが、特徴です。

数時間から1日くらいの間に神経症状が見られます。

主な神経症状は、次の3つです。

1.けいれん。

けいれんが起こっている時間は、1分程度から数分まで、さまざまです。けいれんが1回で終わる場合もあります。

2.意識障害。

呼びかけや刺激に反応しません。ただし、眠っているように見えることもあります。

3.異常行動。

突然訳のわからないことを話しだしたり、目の焦点が合わなかったりします。

 

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現時点での予防方法

インフルエンザ脳症への明確な予防方法は、現時点ではありません。

そのため、最終的には、インフルエンザに罹らないようにすることが、最も大切になります。

インフルエンザワクチンを接種するようにしましょう。

ただし、ワクチンを接種したら、インフルエンザに罹らずに済むとは言い切れません。

1歳から6歳未満の幼児では、ワクチンがインフルエンザの発病を阻止する効果は、約20~30%と見られています。

1歳未満の乳児では、対象症例数が少なく、ワクチン接種が発病を阻止する効果は明らかでなかったとの報告もあります。

小児の場合、インフルエンザワクチンは、発病を阻止するためと言うよりも、インフルエンザに罹った場合の重症化を防止するという目的で接種することになります。

抗インフルエンザウイルス薬を適切な時期に服用すると、発熱期間を通常1~2日間短縮し、ウイルスの排出量も減らすことができるとされています。

インフルエンザに対する治療薬としては、タミフル、リレンザ、シンメトレルがあります。

効果が期待できるのは、発症から48時間以内に服用を開始した場合とされています。

最も注意しなくてはならないのが、インフルエンザで発熱している時の解熱剤の使い方です。

解熱剤の中には、インフルエンザ脳症の誘因となったり、重症化を招いたりすることが明らかになってきたものがあります。

バファリン、ポンタール、ボルタレンなどです。

これらの薬は使用しないことが大切です。インフルエンザで発熱している時に使える解熱剤は、アンヒバ坐剤やカロナールなどです。

39度以上の発熱があって、元気がなく、ぐったりしているようであれば、かかりつけ医に相談した上で、解熱剤を使用してもかまいません。

ただし、発熱は、インフルエンザウイルスに対する免疫反応の一部です。

必ずしも解熱させなければならないものではありません。

 

▶︎インフルエンザワクチンをおたふく水疱瘡と同時接種しても良いのか?


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