エンテロウイルスとは?大人の症状は下痢や発疹!治療は抗生物質やワクチン!

1960年代にアメリカのカリフォルニア州で

小児の呼吸器疾患から初めて検出されたエンテロウイルス。

 

その後、大きな流行は見られませんでしたが、

2014年8月下旬、

ミズーリ州とイリノイ州の病院から

重症呼吸器疾患による入院症例が相次いで報告され、

にわかに注目を集めるようになりました。

 

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近年になって流行が広がっているエンテロウイルス

日本でのエンテロウイルス検出例は、

2005年から記録されており、

2005年から2014年9月までに31都府県から報告が上がっています。

 

報告された検出例は272例。

 

年間に数例しか検出されない年がほとんどでしたが、

2010年と2013年には報告数が上がっています。

 

2010年は20府県からの報告があり、

2013年には26都府県から122例が報告されています。

 

検体採取月別にみると、

ピークは9月。

 

夏から秋にかけて検出数は増加しています。

 

enterovirus

エンテロウイルスによる感染症は、

乳幼児、

子供が発症しやすいとされています。

 

中でも乳幼児は多く、

272例の77%を0~5歳児が占めています。

 

成人の報告例も、

20代2例、30代2例、

50代1例と見られます。

 

成人の報告例は、

いずれも呼吸器疾患からの検出です。

 

エンテロウイルスが検出された患者の診断名の内訳は、

下気道炎が107例(39%)、

上気道炎53例(19%)、気管支喘息31例(11%)などで、

約4分の3が呼吸器疾患と診断されています。

 

エンテロウイルスが検出された272例の臨床症状の内訳は、

発熱209例(77%)が最も多く、

次いで下気道炎症状(肺炎や気管支炎を含む)131例(48%)、

上気道炎症状が68例(25%)、

胃腸炎症状が23例(8%)と報告されています。

 

臨床症状については、

重複する症状を含む数値となっています。

 

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エンテロウイルスによる感染症

エンテロウイルスによる感染症は、

軽度の発熱、鼻水、くしゃみなど、

風邪のような軽い症状が多いとされています。

 

ただし、

肺炎や喘鳴を起こすこともあります。

 

重症例においては、

呼吸器管理などの集中治療が必要な場合もあります。

 

ことに小児気管支喘息患者では、

エンテロウイルス感染によって

呼吸器症状が憎悪する傾向があるとされています。

 

大人は、

エンテロウイルスに感染しても

無症状もしくは軽症例が多いとされています。

エンテロウイルスに対するワクチンはありません。

治療は対症療法になります。

感染予防が重要になってきます。

 

感染予防は、

インフルエンザ感染症の対策と同様に、

手洗いを徹底する、

咳エチケットを実施するということになります。

飛沫対策を行うことが大切で、

病原体が付着した手から鼻や口に感染が生じないように手洗いを強化することが重要です。

 

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