熱中症の熱による後遺症は?脳に何かの障害は残ってしまうのか?

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梅雨から夏にかけて、連日のように報道される病気が、熱中症です。

高温多湿な日本の夏。熱中症が増えます。

熱中症は、重症度がI度からIII度までに分類されています。

最も重症なIII度になると、重篤な後遺症が残ることがあります。

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脳に障害が残ることがある

熱中症が原因で、脳梗塞になることがあります。

東大阪市の中学校で起こった事故です。

平成22年8月。

当時、中学1年生だった女子生徒が、部活動中に熱中症に罹りました。

女子生徒は、熱中症が原因で脳梗塞になり、現在も、後遺症として左半身に麻痺が残っているとのこと。

熱中症の症状としては、頭痛、めまい、吐き気や嘔吐などが知られています。

それらは、軽度の熱中症の症状です。日本神経救急学会による熱中症の重症度分類によると、最も重症なIII度の症状には、意識混濁、せん妄状態、意識喪失、肝臓機能障害、腎臓機能障害、血液凝固などがあげられています。

意識混濁、せん妄状態、意識喪失などは、脳機能が障害されたために起こる症状です。

このような症状が現れた場合、救命医療を行う医療施設に救急車で搬送しなければなりません。

治療によって救命できたとしても、後遺症が残ることがあります。

後遺症として報告されたものには、幻覚、視力低下、構音障害、運動障害、意識障害、肝機能低下、けいれん等があります。

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深部体温が40度を超えると、脳神経細胞の死滅が始まる

熱中症のIII度は、従来の分類では熱射病とされていたものです。

深部体温が40度以上になった時に現れる症状です。

腋の下で検温する場合は、38度以上と考えると良いでしょう。

脳の視床下部の温熱中枢まで障害され、体温調節機能が失われることによって、深部体温が40度以上に上昇します。

深部体温が38度を超えると、脳の機能低下が始まります。

39度になると、脳の機能は停止します。

深部体温が40度を超えると、脳神経細胞の死滅が始まります。

脳神経細胞が死滅すると、記憶力低下や注意力低下などの高次脳機能障害が、後遺症として残ることがあります。

最悪の場合は、意識が戻らないということもあります。

重度の熱中症になった場合、視床下部に存在する体温調節中枢に永久的な障害を残すことがあります。

体温調節中枢に障害が残ると、高温や低温に対する耐性が低くなります。

十分に注意することが大切です。

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